安泰な業界なんてありえない…

魚を取って生活している人が、状況が変化して生活が苦しいから助けろ!という行動、なんでそんなに高圧的なのか、どこに怒りの原因があるのか分からない…ゲーム業界だってアニメ業界だって状況が変化したせいで苦しいよ!
鉄鋼だって電器だってみんな苦しいっちゅうの!
状況が変化して苦しい業界は全部国が助けるべきなの!?…それじゃ経済成り立たないよ。
国策として優遇するべき理由がない業界だったら助ける理由などない。
魚が肉より大事だというなら、輸入肉の安全性に過剰にうるさい世論を味方につけて、うまく肉に税金かけて魚に配分する国策というのはありかもね。
単に苦しいから金よこせという主張はありえない。
わらしは米好きだし米不足は悲しかったから米が大事だという感情があるけど、魚には別にない。
ゲームアニメ業界こそ日本の世界的地位を高める業界なんだから、国策で優遇してもらってもいいくらいだと思うじゃがのぅ。
タクシー業界の主張も同じ。
単に、給料が安くて苦しいという主張には、とても残念なことですね、というだけのこと。
自家用車にもっと税金をかけて利用者を減らし、替わりにタクシー業界を栄えさせるべきという主張があるならわからんでもない。
自分の業界の状況が変わりそうだったら、業界の中で力をつけて生き残れるスキルを身につけるか、それが無理なら転職をめざすのがマイナスを0にする自己実現ってもの。
この現代、飛脚業界や伝書鳩業界は絶滅してしまったけど、特に問題ない。
その変化が急激で、石油の値段が猛烈に急激に上がったのは不幸だけれど…本来そういう急激な値段の変化に保険をかけるための先物取引だったはずなのは皮肉じゃのぅ。
悲しい話ではあるけど、怒る話ではない。