シンガポールその2

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さーて今日はシンガポールの街を歩きますよ〜と、まずはMRT(地下鉄)駅で、ezlinkというシンガポールパスモみたいなのを買う。

お値段の15ドル中、乗れる分は7ドル分だけだけど、少し割引もあるようだしこの後ずっとピッと乗れて楽ちんだし、また来るかもしれないし(^^;。
駅の案内も丁寧で英語に中国語どっちもありで極めて簡単。
サマセット駅からラッフルズプレイス駅へ行って噂通りのビジネス街なシンガポールのビル群を眺めつつ散歩〜…なんというか…暑いね(^^;。
まぁ、日本の冬に来たらもっとインパクトあるのかもしらんけど東京の真夏並くらいで、風がけっこうあるのでそれほど不快ではなく。

川沿いにラッフルズ上陸の地の像を眺めたりしつつ、いよいよマーライオンへ〜(^^)。

いや〜世界三大ガッカリの1つちゅうことでガッカリである期待が大きすぎて、逆に立派に思えてしまった(^^;。
全然ガッカリでなくてガッカリだー。
けっこう堂々としてるじゃないの〜水吐いてかっちょいいじゃないの〜。
もう少し磨いたりして綺麗にしたほうがいいような気はするけど(^^;。


一旦駅の方へ戻って今度は反対側のチャイナタウンを目指す〜…住民の8割が中華系なシンガポールでわざわざチャイナタウンも何もないじゃろうと思ってたけど、こりゃチャイナタウンだ(^^;。
おみやげ物屋もあるの〜。
中国語がかなり勝ってきて、道の名前とかも英語と中国語併記になってるし。
先進国はどこも似てしまうビジネス街と違って、ちゃんとサンフランシスコとか横浜の中華街とか台北とかに似た雰囲気と匂いがしたり。
シアンホッケン寺院という道教?っぽいお寺も台北の行天宮を思い出した。

雰囲気はいいお寺だったけど、看板を見たら日本語がちょっと面白すぎる(^^;。

シとツ、ンとソをパーフェクトに入れ替えてどうする(笑)。
小さいシとかわざわざ用意してまで(^^;。


ややはずれのマクスウェルフードセンターとかいう屋台村がなんか現地っぽい雰囲気でにぎわってたので、ここで列のできてるお店の海南カレー飯というのを食べてみた〜。

トッピングをセレクトする必要があって、適当に卵と豆腐とチキンなどを。
日本人だとわかるらしく、屋台のおっちゃんでもごく普通にカタコトの日本語使ってくるよさすが国際都市(^^;。
日本やインドのカレーとは無関係で、独特のカレー風味汁かけご飯なのかの〜でもうまかった(^^)。
食後は、ケロロ軍曹あこがれのスターフルーツを贅沢にも生ジュースで飲んだり(^^;。
2ドル(160円)ってのは安いなぁ…けっこう喉が渇いていたのであっという間に飲み干してしまった。


MRT(地下鉄)で移動して、次はリトルインディアへ〜…インドへワープしましたよ!
雰囲気が一気にインド風に…たぶん…インド行ったことないから知らんけど(^^;。
町全体では中華系の人に比べて少ないインド系の人がここではしっかり多数派なのか〜。
道の名前も英語とタミル語(らしい…読めない…)に。
昼時で駅前のフードコートがにぎわってて、さっきの中華中心の屋台とはガラリと変わってインド系の料理やらほかにもムスリム向けって書いてある屋台とかがいっぱい。

何か食べてみたかったけど満腹で残念(^^;。
ヒンズー教のお寺はお休みの時間帯だったけど、外からでもなんというか、すごいのー。


次の目的は、ここからシムリムというほうへ歩いていってシムリムスクウェアというシンガポールアキハバラという位置づけらしい電脳ビルへ向かう(^^)。
暑さでまたなんか歩き疲れたので、途中にあったフードコートで休憩しつつ龍眼杏仁カキ氷を食べてひゃっこいおいし(^^)。
杏仁豆腐はカップのをガポッと乗せただけの豪快さんじゃな(^^;。

シムリム(simlim)って、漢字で言うと「森林」のことなのかなるほど。
下から上まで全部パソコンやゲームやAVなショップずらりだけど、小さい店がいっぱい入っているという形態。
アキバのラジオ会館でもなくて…ん〜台北のNOVAに似てるなこれ。


ここではXbox360PLAYSTATION3が頑張っててWiiがやや劣勢の三つ巴という感じ。
DSはさすがにそこそこあるけど、PSPも人気のようだし、PS2はすでに隅に追いやられてる…あと、パソコンでもソニーが元気だし、ハイスペックブランドイメージなものが人気なのかしらシンガポール
ソフトは主に英語版(おそらくアジアリージョン)で、たまに台湾中文版なども。
本当に純ハイテクビルで、オタクっぽいものは特に無し…だけど、ここでも近くのショッピングセンターあってフードコートには繋がってて、ほんとどこでもなんでも食べられるフードコート天国だなー(^^;。
こぎれいなところだったので、シンガポール名物らしいラクサを食べて休憩〜…あ〜まだお腹空いてなかったようだ(^^;。


森林を突破して次はマレー系の出番ですよと、アラブストリートに到着。

スルタンモスクを外から眺めてみやげ物屋通りを歩いてみると、ここはチャイナやインドに比べて落ち着いた雰囲気じゃのぅ。

やたらとシルクのドレスのお店が並んでる。
現地のイスラムな人も観光客も店にいる感じだったけど、そんなに需要があるのかなんでこんなに店があるのかけっこう謎。


ここから最寄のMRTブギス駅前もなんだか賑やかだな〜…もうどこへいってもショッピングゾーンだらけだ(^^;。
ブギスストリートというごちゃごちゃとおみやげ物屋が超密集してるところはまたチャイナな雰囲気で、これは台北士林夜市に似てる(^^)。

一方駅ビルのほうのブギスジャンクションというのはこちらは近代的こぎれいなショッピングセンターじゃのぅ〜。
ここに紀伊国屋書店が入ってたのでチェック〜…英語が公用語といっても中国語のシェアも相当なんね。
台湾の雑誌が普通に。
日本語の本もけっこうあるけど紀伊国屋だから置いてるだけじゃろかの(^^;。
そして、マンガをチェックするとほとんどは日本のもので、台湾から輸入した中国語の本が一番多くて、他にアメリカから輸入した英語の、その次にシンガポール製の中国語といった感じ。
シンガポール製台湾製の両方があったので、「ToLOVEる」を両方買った。

比較のためですよ(笑)。
それぞれ5.5ドル(440円)と6.5ドル(520円)で、輸入だからか台湾製のほうが少し高い。
台湾で買う1.5倍くらいかの。
英語版はなくて残念。
台湾製繁体字でタイトルが「出包王女」ってなってる一方、シンガポール製簡体字で「ToLOVE-恋愛大麻煩-」なのか〜。
翻訳も別々のようで、中身詳しくはまた後でチェックせねば〜。
あと、UNSUITABLE FOR THE YOUNG(大人向け)と書いてあるのに笑った(^^;。
そうかもしれんのー健全じゃないマンガじゃのー(^^;。
このくらいでアメリカあたりでもこどもにはたぶん禁止で、日本はどこよりもエロに寛容な国なのは間違いない。


ホテル近くに戻ってきて、最寄駅前のプラザシンガプーラというショッピングモールに入ったらここもけっこう大きいぞ(^^;。
なんちゅうか東京並に狭い範囲の都心部どこも商業地域状態なのね。
国際色豊かなモールで、カルフール(フランス)と、マーク&スペンサー(イギリス?)と、ダイソーベスト電器が同じビルに入ってるってすごいな(^^;。
ダイソーは2ドル(160円)均一ショップ。
ダイソーは日本流の店構えそのままでけっこう盛況、ベスト電器も日本流の店構えでいまいち現地になじんでない感じで人が少なく、海外出店って何をどこまでローカライズするべきなのか難しいじゃろのぅとか思ったり。
海外出店といえば、途中QB HOUSEを発見してびっくりした。

さらにびっくりしたのは、QB HOUSEをパクったようなEC HOUSEという散髪屋まで…色は違うけど、こっちのほうが日本のQB HOUSEの店の作りの再現度が高いのは笑った(^^;。

すごい…。


プラザシンガプーラでは、一番上の階にゲーセンを発見!

喜んで入ってみると、日本の新しいゲームがけっこうあってびっくり!
ナムコセガのゲームここ1年くらいの新作までちゃんとフォローしてる上に、コナミは特に力が入ってて音ゲー類に、オトメディウスまである!

しかもe-amusement passに対応してちゃんとネットに繋がってるんですけど!
いや〜びっくり…カード持ってくればよかったー(^^;。
ゲストでプレイしてみたけど、店の登録は「香港」ってなってた。
コナミのネットは正式に香港とつないでるのか〜。
販売も香港経由だったりするのかとかいろいろと謎。
他のゲームは英語モードになってるの多いけど、オトメディウスの表示類は全て日本語のままだった。
プレイ料金は1トークン(メダル)を買うのが50セント(40円)で、旧作テーブルは1枚から新作や大型物は2枚〜4枚といったところ。
懐かしのパワーストーン2やら燃えろ!ジャスティス学園が置いてあったので思わずプレイしてしまった…東京でも滅多にでけん(^^;。
台湾製太鼓の達人…より叩くところが多くて面白い太鼓音ゲーもあったので遊んでみたり(^^)。

最初イージーでやったら簡単すぎて、いきなりハードモードでも大丈夫だ(笑)。
このゲームは中国語そのままなるほど。
キャラがかわぅぃ(^^;。


他の階に、小さいけどフィギュアとかも売ってるアニメ系ショップも発見〜…いいビルだ(^^;。
ここも台湾製マンガ多いけど、シンガポール製の「満月をさがして」があったのでその1巻をゲット!
やった〜これで4ヶ国目(台湾、ドイツ、アメリカ)だよ充実してきた(^^;。
次はカルフールへ〜…どこの国へいってもスーパーをチェックするのは最大級の楽しみ。
国が小さいからわざわざ輸入したとかそんなんでなくてそもそも何もかもが輸入品で、アジア各国からの物で溢れてるのが逆にバラエティ豊かな感じ。
マレーシア、フィリピン、台湾、タイ、韓国…そんで、その中に自然に日本製品も入ってて日本もアジアに所属してる感覚がなんかいい。
寿司コーナーとかはけっこう違和感あったけど(^^;。
お値段は、肉も生鮮食料品も外食と比較すると意外に高めかの〜。
外食文化が盛んということの裏返しじゃの。


ここのフードコート(基本的にどこのショッピングセンターにもあることが分かってきた)で夕食にしようと、列ができてて現地の人に人気っぽいインドネシア料理なプレートにしてみた。

メニューは英語のみ表示でインドネシア料理だというのに、店員さんは中華系で客もほとんど中華系で、みんな中国語で「四号(すーはお=4番ください)」とか、Add Vegitableとしか書いてないのに「加菜(ちあつぁい=野菜を加える)」とかなんとか言って中国語でやりとりしてるのがなんかすごいなーとか思った。
国としては英語第一でも、公の場所では全部英語とかいうことは全然なく、それで済む分には普通に中国語で生活してるのね。
逆に、スカーフをすっぽり巻いたイスラムでマレーな店員さんも結構働いてたりする店もあったりして、その場合は英語の出番、何かと文化が混じってるシンガポールじゃのーとか感心したり。
食後はデザートにフルーツ屋があったこれだー(^^)。

台湾で知って気に入ってた南国フルーツの蓮霧(れんぶ/ワックスアップル)も食べられるとはうれしいのぅ。
あと適当にとったオレンジ色のと紫色のも結局なんだかわかんない…けどおいしかったので問題なし(^^;。


ふぃ〜まだ早い時間だけどなんかほんと1日とは思えないくらいいろいろ観てうろうろして気分は充実、足はボロボロヘロヘロとにかく暑かった…もう1歩も歩けない〜…部屋は涼しくてやたら快適だし…うたたねをしたり起きたり…この日記もはかどって悪くない(^^;。