アニメ感想率調査

何やら最終回とのことだけど始まってますな〜提出提出(^^)。
最後になってなんだけど、最終回評価のほうはいつもなんとか意味を気持ちをこめたものを集計しようという意図がありすぎて、段階分けや選択肢の条件付けが複雑かつ恣意的だったので、サンプル数が多いわりに統計的な裏づけがないルールだったのはいつも残念だったなぁ。
それぞれの選択肢に選ぶための条件をつけておきながら点数化して足すなんてのは、統計量として意味がなくなってる。
アンケートでは「○人」という統計量を集計するのが普通。
殿堂入りと答えた人と名作と答えた人で何人(何%)というのは統計的に意味があるけど、極端な話、殿堂入りを1万点で名作を1点で集計したら意味がない。
世の中には少しだけ欠けるもののことを、99点って言う人と50点って言う人と0点って言う人がいる。
じゃぁ、何点にすればいいかってそれは人によって点数化のルールが違うからそもそも点数にすることはできず、「人数」を集計できる形で問う必要がある。
次のような質問で十分。

  • この作品は「好き」でしたか?
  • この作品は「嫌い」でしたか?
  • この作品は「良作」だと思いましたか?
  • この作品は「駄作」だと思いましたか?

選択肢は、「はい」「いいえ」「わからない」

「わからない」率や「好き」かつ「駄作」率なんかで番組の傾向も出るはず。

でも始めたときはだいぶ今と事情が違って、きっとこんな統計的に意味のあるほどのたくさんのサイトが参加するとは想定外だったろうし、サイトの傾向や関連を逆に解析するというのも非常に面白かったし、趣味の世界に言っちゃいけないツッコミなのかも
そして、このルールでもそれをずっと同じルールで何度も継続することによって、前回との比較などができるようになり、このルールでの結果という初めて意味のある数字が出るようになってきてた。
するとルールはむしろ変えないほうがいい統計だし、今度は終わってしまうことが非常に残念…。
やはり恣意的なものだった日経平均株価がそうだったけど、ルールを変えると唯一意味があった傾向すら分からなくなってしまってリセットされちゃうって問題になってたのぅ。