ゲームの本質

次世代機いよいよ登場で盛りあがり、PSU (Phantasy Star Universe) も楽しみな東京ゲームショウ前の気分景気付けに早帰りしてセミナーに行ってみたり。
なんちゅーか、ゲーム構造のルールについて焦点をあてた話自体は面白かったものの、ゲームの「ゲーム部分」が好きで好きでたまらん人なんじゃなーという感が。
わらしはかなりゲームが好きだと思ってるんだけど、ゲームの総合芸術なんでもありで総体として優れてるところが好きだから、ゲーム性の本質の部分だけ取り出されてもそんなに好きってわけでもなく(特に負けるの嫌だし)…森で木を見てる気分になってしまうんじゃのー。
木自体はいい。
わらしの中では総合芸術として完成度の高い「ゲーム」「アニメ」「ミュージカル」は別格な芸術ジャンル。
それに比べれば小説単体は単なる脚本だし、音楽単体なんて単なるBGMだし、絵画は設定画かイメージイラストでジャンル自体が未完成パーツに感じる…っていうか、接してる間に脳が受ける刺激が緩すぎるんだねぇ…CPU負荷が少なすぎ。
難しい問題で考え込まないと先へ進まない状態のは今度は負荷高すぎでやっぱり快楽が低く、活字中毒なわらしは脳をギリギリのアイドリングで動かしてる状態が一番楽しい。
そんで総合芸術の中でゲームは自分で調整して受ける刺激量をベストな量に続けられるので特に優れてる。
どこまでも快楽が得られ続けてしまうおそろしさ。
アニメとミュージカルも「絵」「動き」「音」「キャラ」「話」を満たしていて惜しいのだけど、感想を書くのはゲームにはさらに強くある要素の「反応」や「収集」や「社会」な楽しみが足りない分を補おうとしてるのかもしれん。