香港深セン広州旅行その2

さて昨日うまく広州往復の和諧号の切符も無事買えたし、今日は広州の街を見てきましょうと駅に行って荷物検査のあと改札を通ると、待合室が座れない人いっぱいで大混雑…何やらすべての便に遅延してるという表示が…1時間弱の遅れを表示してるけどその時間も過ぎてて、どうやら全て止まってるらしい。
うわーそんなこともあるか〜…しかも、入場前で知らせないので電車止まってるから出ていく人いないのに次から次へみんな客が入ってくるからどんどん混んでいくという(^^;。
和諧号は全便全席指定で、保安検査をしてから待合室で待機、車両準備ができてから搭乗という飛行機と同じシステム。
むー…早めに来たので確実に1時間30分以上このまますし詰め待機も嫌だし、なんか係員に行って一旦出ていく人もいるので真似をして一旦離脱。
周りにあまり食べるところがないので真功夫という中華チェーン店で朝ごはんを採ることにする。
1時間ほどまったりしてまた駅へ戻ると、今度は入場規制なんかもして外にも大行列…だけど、全部止まってたはずの和諧号が軽く復活してる…てかバンバン詰めて走らせてるみたい!?
だいぶ巻き返してる…てか、もう自分の便が次なんですけど!
慌てて昨日発見しておいてよかった比較的すいてる地下のほうの入り口から入って、改札はすでに通ったチケットなので、一旦出て戻ってきましたーとか言ってなんとかギリギリ間に合った。
危なかったー…ここは中国、頻発するトラブルもその回復も慣れてるんだろなぁ(^^;。
ぜひ一度乗ってみたかった和諧号、速度は150km/hくらいだけど、座席とか音とか車内販売とかいやっぱり雰囲気は新幹線で快適な旅。
予定のダイヤより1時間ほど遅れだけど、80分ほどで広州東駅到着。
おー、ここは名古屋駅みたいな雰囲気で、すでに街の大きさを感じるねぇ。


さて、地下鉄に乗りますかと思ったら…うわぁ、昨日の深セン以上の大行列!?
切符買うのにやはり30分以上必要な感じなんだろうか…というか券売機に限らず、今日はメーデー社会主義労働者の国な中国では祝日というのもあってかもうどこへ行ってもすごい人だらけ。
東京や香港よりずっと広そうなのに都心はしっかり過密都市なのかなぁ。
もうターミナル駅で地下鉄に乗るのは無理と判断して、隣の駅まで散歩してそこから広州タワーへ。


東京スカイツリーが高さで抜いてしまった相手の広州タワーだけど、十分高いですよと…なんか、スカイツリーに(が)似てる(^^;。
展望台まで普段は150元のところ、今日はメーデーを祝して2割引とのこと!
これはラッキー(^^;。
それでも約2000円はけっこうとるけど、もっと出すともっと怖いところいけるメニューがいろいろあるみたい(^^;。
エレベーターで一気に上がって広州の街を…けぶっていて一望できません(^^;!?
大きな川も自然もたくさんあるものの、街部分はギッシリ密度ある範囲が霧の中まで続いてる感じで…ま、やはり大きい街ね(^^;。


さて、和諧号遅れたし地下鉄もすぐ乗れなかったしでだいぶ遅くなったので、街歩きは中心部ではなく、メイド喫茶探訪を兼ねて西門口駅の周辺をうろうろ…フィギュアと模型ショップが最上階にギッシリ詰まった越冨広場も発見。
下のほうはおしゃれショップがギッシリ詰まっていて、そこらへんを歩いてる女子とは全然違うおしゃれさんがいっぱい買い物に来てるというのに、最上階がフィギュアで埋め尽くされているというギャップが面白い(^^;。
さて、広州で一番有名なにゃんメイド喫茶はどこに…この辺り…この辺り…違う…え?この通り?…違う…もう、全然見つからない分からないんだけど、住宅街の路地の奥の路地の奥みたいなところにひっそり…というかもう隠しアイテム状態でやってるのをやっと発見ー…ひー(^^;。
こりゃだいたいの位置では絶対無理、住所は分かってたけどそこにたどりつけず、細かい路地まで完璧なルートを地図で持ってないとたどり着けないよ(^^;。
と、うろうろした過程で思いっきり広州の庶民的なエリアやら住宅街や生活感やプライベート感あふれるところを歩きまくってなんかいろいろそれはそれで散歩充実した(^^;。


と、隠されてるわりには、中はアキバなメイド喫茶を目指したメイド喫茶やってる!
すごい!…ネコミミメイドさんかわいいし、地元の若者が話やらゲームやらやってる光景もなじんでるし、オムライスを注文したら魔法の呪文を一緒にかけさせられるプレイを広州まで来てやらされるとは思わなかったー(^^;。
ただセットのジュースがかわいいけどアイスクリームじゃなくて生クリームで氷もなくまったく冷えてないのはキツかった(^^;。
中国人冷たいものは体によくないと言うけれど歩き疲れたところにどんより(^^;。
冊子と2号店の場所が書いてあるカードももらってお出かけー。


今度はそこそこ仕方がない券売機の列に並んで江南西駅へ移動、ここにもメイド喫茶が何店あるはず…見つからないー(^^;。
住所で行くとまた雰囲気の違う、真っ暗な路地に迷い込んでしまう…結局2店ほどあると調べてきたのがどうしても分からず、じゃあさっきのにゃんメイドカフェ2号店に…地図があってもこれまた入り組みすぎてもうここどこ?助けてー?住宅地の奥深くにあったー(^^;。
広州のメイドカフェ探索は異常に難しいことが分かった…だいたいでは決してたどりつけないので、完璧に行き方を細かい路地レベルで調べてから行きましょう(^^;。
2号店は1号店と違ってネコミミじゃなかったり、日本の和をテーマにしたようなエリアがあったりで、こちらは落ち着いたけっこう違う雰囲気だった。
歩きすぎておなかすいたし、隣の人が食べてたカレーをみてこれだーと注文したのに、ごはんがなくてできないとのこと残念(^^;。
「妹汁」という大変謎なネーミングのドリンクを頼んだり。
飲んだらブドウジュースだったけど、なぜ妹?
しかも汁(^^;…まぁ、ジュースって意味だけど。
隣の席の人がアキバにも来たことがあるAKB48好きの人だったのでいろいろ話もきけた。
アキバでは@home cafeに行ったって(^^;。
たしかに広州にはまだメイド喫茶あって、これから行く?と誘ってくれたのがとても願ったりだったんだけど、残念ながら帰りの電車までの時間がもうないので名残惜しく離脱。
自分でたどり着けなかっただけに、案内してもらえるとかありがたいのにー(^^;。
江南西駅はさほど混雑してなくてすぐ切符が買えた…けど、今度は地下鉄内がラッシュでギュウギュウだー。
広州東駅に戻ると和諧号の運行はすっかり定時に戻っていた。
やるなぁ。
帰りも80分、疲れたのもあってウトウトしてる間に深センに戻れた。
なんというか広州、1日歩いただけで、とにかく人が多くて大変な街だという印象に(^^;。
名所やもっとも大きい繁華街も行けなかったし、残りのメイドカフェも行かないといけないし、これでどんなところか様子をつかめたからぜひまた来よう。
香港とセットで来ると楽しめる気がする。
やっぱり裏通り歩いたりすると雰囲気ガラッと変わるし、人の行動がけっこうまだまだ違うなーここは中国だなーと思ったり。
安心なホテルに戻って飲む青島ビールが実においしい…。