香港深セン旅行その1

今年のゴールデンウィークは長く休みが取れたので、どこか海外旅行行こうと調べてたところ、香港エクスプレスというLCC羽田空港発なのに早朝深夜便なのでこの時期でも往復で込み込み40,000円ちょいとなかなかお手頃なのでこれに乗ってみようと目的地を香港に決定。
香港は去年初めて行ってよかったし、次はぜひ接してる中国本土側の深センにも行ってみたかったので香港も寄りつつ、そちらを見てくるのをメインの目的としてみた。


LCCで早朝にしても電車だと羽田空港に到着する始発ですらかなりギリギリなくらい早いので、もっと早く到着する早朝バスを利用することに。これでも出発1時間20分前に到着とか国際線としては余裕がなさすぎるね…でも早朝に道路が渋滞したりはしないしいいやーと(^^;。
空港着くと、ベンチで寝て過ごしたぽい人も多いね(^^;。
少し並んだけどサクッチェックインしてぶいーんと5時間ほどで香港到着。
LCCだけど早朝すぎるのか満席にはなってなくて隣に人がいないので楽だった。
直接中国には入国できないので、一旦香港に入国、そして空港からバスで深センとの境界近くの上水という駅に向かうバスに乗り込み。
さすが香港こんな空港バスでも2階建てなのね。
途中は山を切り開いたようなところをずっと走ってたし、上水って境界近くってことは香港にとって辺境だからすごく田舎かと思ったらけっこう街で、大きなショッピングセンターもあるし思わずうろうろ…LCCだったから機内食も食べてないし、何か食べますかいのーと、元禄寿司という回転寿司屋でランチにやってる熊本牛肉トマトラーメン(コーヒー付)という一瞬でツッコミどころだらけのものを食べてみた(^^;。
これが美味しかったけどねー。
隣には元気寿司もあった。


さて、地下鉄を一駅だけ乗って香港−深セン国境駅の羅湖に到着。
テクテク歩いて香港出国。
テクテク歩いて中国入国。
おー…今回の旅の一番楽しいところをクリアー(^^;。
飛行機に乗らないのに、空港で出国して着いた後の入国って感じがかなり面白い。
これまで陸路徒歩国境越えはアメリカ−メキシコでやったけど出国フリーでアメリカ側にゲートがあるだけだったり、シンガポール−マレーシアでやった時は大きな川を徒歩でかなり歩いたりと異境感があったんだけど、今回はほんとにすぐ繋がってるということでまたパターンが違うのぅ。
混雑してるときいてたけど、入国で少し並ぶくらいでそんなに時間もかからなかった。


さて、香港からひょいとこられる街だし、深センも大都会だと聞いてるので対して違わないだろうと思ったら全然違った!
巨大でピカピカな駅とビル街がある一方、道路はあちこちガタガタで、タクシーの呼び込みやらマッサージの売り込みやらいっぱい来るし、案内板とかも多くあるんだけど今一つ丁寧さがなくてよく分かんなくて、駅からそんなに遠くないホテルに迷いまくっていろいろ振り切ってようやく到着、ふー(^^;。
簡体字繁体字がガラッと変わる違いも面白いけど、それ以上にやっぱりいろいろ違うんだのぅ。
今回のネット確保は、 China Unicom HK の提供してる、香港でも本土でもデータプランが使える両対応SIMをゲットしてきてたので、香港でアクティベートと7-11で番号買って残高チャージと接続確認、そして深センに入ってもちゃんとそのままネット繋がって一安心。
このSIMを使ってみたかったのも旅の目的だったのが達成(^^;。
1日HK$38(300MBまで) と少し高めだけど、今日みたいに香港と深センと同じ日に両方で使えるし、香港のローミング扱いなので本土で規制されてるTwitterとかFacebookにもつながるというのも大きなメリット。
Twitterはもはや旅の楽しみでしょー(^^;。


ホテルでちょっと一息ついてもまだ夕方、深センの街を探索しますよ…の前に、予定通り来られたので明日はさらに足を延ばして広州の様子も見てきたいなーと、和諧号(新幹線)の切符を買いに行ったり。
明日の9時ごろ広州行1枚ー9:04でいい?広州まで?それとも広州東まで?はいそれで、広州東駅までー帰りもくださいー21時頃をー…と、聞き返しまくり聞き返されまくりながら会話練習のようになんとか購入(^^;。
切符売場はすごく混んでるときいてたけど1つの窓口に数人しか並んでなくてわりとアッサリ買えたなーと思ってたら、なんとびっくりこれから中心部まで行こうと思った地下鉄の切符売場のほうが大混雑とは!
地下鉄乗るのにすごく並んで待ってやっと切符買うとかどゆこと(^^;?
住民にはSUICAみたいなのもあるみたいだけどみんな持ってないのかしら?
この長い列に並ぶのは時間がもったいないと思ったので、地下鉄の1駅や2駅や3駅や4駅歩いてみるかー…と、本気の街歩きモード。
下を見ないとつまづき、横見ないと轢かれ、地図や看板を見ないと迷うのに、上に巨大なビルがバーンとあるからついついそっちを見ちゃうのが危険だー(^^;。
いやはやカオスだねぇ…ピッカピカの巨大デパートに生活感あふれる路地に学校に…どれも最近の中国のイメージ通り。
もっと香港に似てるのかと思いきや、むしろ唯一行ったことある上海に似てるなーと思うことが多かったり。
言葉は広東語だけでなくて北京語もけっこう聞こえてくるね。
ただうろうろするだけでなく、予め調べておいた2店の深センメイド喫茶を訪ねてみますかの…あー、住所番地までたしかにココだけど別のお店になってる…もう一店は…あー、やっぱり別の店になってる残念。
漫画アニメビルは発見できたけど、深センではメイド喫茶は見つかりませんでしたー(^^;。


と、羅湖から老街までうろうろして街の規模感が分かったし、もっとも繁華街しててにぎやかな東門でいろいろ見ますかの…栄えてるなぁまったく。
お、この東門町美食城これが名所かな?と入るとビルの中が台湾の夜市みたいに屋台いっぱいでおいしそうなものいっぱいで目移りしまくり…おなかもすいてるのに何食べていいかわからないー(^^;。
メニューのラインナップが台湾の夜市とはずいぶん違うなーというのも印象的。
鉄板焼茄子を食べたり北京ダック巻きを食べたり栗プリンティーを飲んだり。
ついでにけっこう大きいゲームセンターも入ってたので覗いた(^^;。
やたらKOFが入ってて対戦盛り上がってる!
鉄拳やストIVも人がついてるし格闘ゲームと、あと地元系音ゲーが人気の様子。


そろそろ歩きすぎてクタクタだし、夜になって暗くなったし夜景を見たいなぁと、名所地王ビルに向かってたはずが道なりで外れてしまっていつのまにか通過してしまい、それを抜いた100階建ての京基100に来てしまったもののここは展望台がないそうで高級レストランになってるとか…見上げるだけになってしまった(^^;。
100階は東京にはないわけで…何やら世界8位とか書いてあったり。
このビルの下は地下鉄大劇院駅なのでそこから3駅乗って羅湖に帰着。
羅湖ではさっき以上にさらに券売機が混んでて大行列…いややっぱりどゆこと(^^;?
深センいろいろ東京なんか超えてるところからものすごく適当なところから下町までごちゃっとこりゃなかなか時間を忘れるエキサイティングな街歩き。
11時間かけてやってきて4時間歩いたことになるわけで、さすがにヘロヘロ(^^;。