しゅごキャラ！ミュージカル

今日は博品館劇場までミュージカルしゅごキャラ！を観に行ってきたー(^^)。
赤ずきんチャチャ、りりかSOS、発明BOYカニパン、ケロケロちゃいむ、ウテナのミュージカルなどなどかつて通いつめた場所でまたアニメカル（アニメ＋ミュージカル）が観られるとはうれしやのー(^^;。
しかもハロプロエッグ４人出演でそのうち主演がゆうかりん（前田憂佳）という…しゅごキャラ！見ててハロプロ好きで博品館ミュージカル好きとか客としてアタシカンペキ！状態(^^;。

ってなこれが観てみると、しゅごキャラ！見てないと全然分からんそれ以外の人完全おいてけぼりな超高速ストーリー展開とキャラ知識必須な演出、ゆうかりんを全力で応援しろとばかりのハロプロスターシステムで相当に敷居の高い出来だった(^^;。
アニメで１年かけた分のストーリーをわずか１時間４５分のミュージカルで丸々こなそうというなんという無謀な！…キャラも出まくり因縁仲良し裏切り全部やるよみたいな。
なのに、りまたんのバラバラーンス！とかアミュレットエンジェルのホワイトフラッグ！とか原作のちょっと面白い小ネタもやってるし…おかげでセリフも超速、感情の背景もなくキャラが言うことやること変わりまくり、変身の決めポーズや必殺技の溜めもなくサッサと次へ、歌をじっくり聞かせるでもなく、すごい早送り状態のダイジェスト版みたいなノリになってしまってた;_;。
子役ばっかりにハロプロメンバーもそんなに芸達者ではないし…と、役者面が心配だったのに、蓋を開けてみれば演出面のほうが遥かに破綻が強く、監修が強かったという原作にも振り回されたんじゃないかという気がするし、役者でどうにもならんだろこれー;_;。
しゅごキャラどもは、みんなプッチャンかジゴロウになってるし(^^;。
イクトや歌唄ちゃん、それに唯世（おはガールひでみ）はすごくちゃんとしてたのに〜…りまたんもすごくよい感じに高飛車でー(^^;。

んで、そんなめちゃくちゃな有様だったので楽しくなかったかというと、そんなことはなくて楽しかったー(^^;。
前半はこの破綻についていけてなかったんだけど、後半はもう慣れてきて、ラストのヤケっぱち気味に次々みんなキャラなりしまくりで舞台が華やかすぎ、アミュレットエンジェル、ディアベイビー、プラチナロワイヤル、クラウンドロップ、スカイジャック…セラフィックチャームもアミュレットダイヤも…なでしこまでヤマトマイヒメにキャラなりしてるし！…と、新旧ガーディアン全員わさわさと出てきて大コスプレ大会になってるのが素敵だー(^^;。
あむちゃんがアミュレットスペードになってるゆうかりんも新鮮だったし、よくあれだけのシーンこなしたよってな主役っぷりだったし、かにょん（福田花音）もなかなかおいしい役どころで堂々としてたしキャラチェンジするなでしこもよかったし、アンサンブルでもアカリ（佐保明梨）とあやちょ（和田彩花）がけっこうよかった…なんだか間近で座ったままハロプロメンバーをじーっと観察(?)できたのも始めてなので新鮮だった(^^;。
客席も走ってくれるしー(^^)。
あやちょはいつも笑顔でシリアスな表情をしても少しにやけてるように見えるのと、逆にアカリは真面目な顔のほうが格好ついてるのが対照的で面白いなー(^^;。
ってな感じでかなり人を選ぶミュージカルだけど、当日券もあるんでハロプロ好きでしゅごキャラ！好きで話の破綻を気にしないアニメカル好きな人限定でオススメー(^^;。