ハングルの学習法とか

今年度はNHK語学で韓国語(ハングル)を勉強しようと思って始めてぼちぼちやってるんだけど、大まかなつくりのことが分かってきたら、わりと難しいところ簡単なところ勉強するポイントが予想外な感じ。
やる前は発音が非常に難しい言語のイメージがあったんだけど、母音の種類は日本語よりは多いけどそんなにないし、子音の区別もそれほどでも。
平音は日本語の清音、濃音は中国語の無気音、激音は中国語の有気音でほぼ代用が可能みたいで、3種あるってのは珍しいけど発音自体が特異なわけではないかの。
パッチムは欧米言語の語末の子音みたいなもので、次の母音につながるところはフランス語のアンシェヌマンっぽいし。
このへんが、非常に規則的なつづり方のルールとあいまって、書いてあるものを読んでゆっくり発音するだけならだいたいできるようになった(つもり)。
書いてあるものが読める読めないは旅行の時に違いが大きいし。
英語以外の規則的な綴りをする欧米言語も発音するだけならだいたい1ヶ月もあれば十分なので、その範疇に入る言語だったとは楽ちんだった。
日本語や中国語は書いてあるものを読んで発音できるようになるのに数年かかるからねぇ(^^;。
文法は助詞があるってのがそれだけで日本語に非常に近くて面白い。


と、ここまでは予想より簡単だったんだけど、ハングルは単語を覚えるのが異常に難しいことが判明!
これは辛い;_;。
漢字語は、元になってる漢字の意味も発音も中国語(今の形)か日本語(古風な形)のどちらかに近いことが多くてどちらかにひっかければ非常に親しみがあって覚えやすいはずなんだけど、韓国語の単語として正しい綴りや発音が全然覚えられない。
漢字語でない固有語はさらに覚えられない。
どうも自分は日本語や外国語の単語を文字イメージで覚えているらしく、日本の漢字や中国語の意味は漢字の字面に、欧米言語や中国語の発音はアルファベットの綴りのイメージに落としてからそれの意味として記憶しているらしい。
この単語記憶方法を使えなくて、脳が覚えるのを拒否する状態だよ…出てきた単語が脳内で中途半端なカタカナ発音とリンクされてて、文字を見ても思い出せなかったり;_;。
会話に必要なものは耳で覚えていくとして、単語を発音イメージで覚えるのは厳しいなぁ。
この段階でいまだに数字が10まで覚えられないよぅ…。
単語がハングルで表記されているというのがこんなに厳しいとは思わなかった。
まずは文字が無意識に読めるレベルまでハングルと発音に慣れ親しむ必要があって、語彙を増やすのはそこからという意味で、やっぱり敷居が高い言葉なのかもしらん。