アイドルの結婚

ひろりんが、ブログで1年前に結婚しましたー宣言してこれはファンやら界隈で何をどうなるどうするなかなか発生してる現象が興味深い(^^;。
愛情の境界が菊地真平田宏美の間にあって、アイドルの声をやってる人としてなら別にいいだろけど、ひろりんも自分のアイドルに昇格しちゃってた人には複雑。
そのアイドルひろりんをやってる人のプライベートが結婚することはあっても、アイドル側の面として捕らえてる人もいるブログで書いたら騒がしくなるってー(^^;。
本来そんな位置づけのブログではなさそうだけど。
アイマスアイドルが結婚しましたとか設定になったら困るわけで…理想像を勝手に投影して勝手に自分の中で夢が膨らむのがアイドルなのに、それをアイドルの側からしぼませるとか…律ちゃんバースデーCDが男子に惚れる最悪な話とか、満月をさがして満月ちゃんが英知くん一筋でアイドルアニメとしては半端だったのはそこに尽きると思うじゃよ〜。
いい悪いは別にしてアイドルが結婚したらファンはそのままの気持ちではいられんじゃろ〜。


で、なんで困るのかというと、単純な嫉妬とはちと違う。
ストーカー気質で本気で嫉妬してる人もいるとは思うけど、普通の人には宝くじがはずれたくらいのガッカリ感で、それでそんなに心が揺れるはずもない。
じゃぁ何かというと、問題は、応援したり好きだと思う気持ちが否定されるところにある。
わらしの中の倫理観では、結婚してる人に好きだということは悪いことで、結婚してる人を好いていることを表明してはいけない。
結婚してる人を好きになることは普通にあって、内心の自由はあるけど、それを言ったり行動に移すと本人の気持ちの問題でなく、配偶者が嫌がる行為をしていることになる。
他人が嫌がることをするのは楽しくない。
もしくは、軽く受け止められることが保証されたり、配偶者にはいはい〜そうねーとあしらわれるのも寂しくてイヤ。
好きだと心の底から言えないアイドルに対してはやっぱりファン活動しにくいと思うじゃのぅ…。
好きじゃなかったらなんで応援するのか…たいてい歌とかダンスとか芸自体はそれぞれの専門家に比べたらたいしたことないし(^^;。
これは、自分が誰かと結婚したと思いっきり仮定して、その人が他の人から求愛されたら嫌だと思うに違いない自分の嫉妬心の強さの裏返しでもあるから、広い意味では嫉妬でもある。


あともう一つ、もっと単純な嫉妬心、わらしは他人の幸せを喜べない人間だということ。
他人の喜びは自分の喜びというのがどうしても理解できなくて、全然うれしくなることがない。
喜んでる人に対しては常に嫉妬心のほうが大きい。
(ちなみに、他人の不幸も全くうれしくない…いじめとかいたずらとか何が楽しいのか…でも悲しくもない…)
感情を持つにも訓練が必要なのだろうと、社会生活を円滑にするためにできるだけおめでとうとは言ったりしてはみるものの、無理に笑顔を作ってひきつるのが精一杯。
あんたは幸せで、自分は関係ない…他人と自分の線引きが明確なので、なんであなたの幸せで私もうれしくなると世の中考えられてるのかそこが説明できない。
みんなそうかと思ってたら、長い人生、本当に他人のことを自分のことのように喜んでいるらしい人がいることが分かって驚いたりしたこともある。
人間訓練してるとあるとき性格がコロッっと変わる瞬間があるようだけど、もう人生後半戦なのにまだまだ狭量なままだよ…。
大事なのは感情の練習…人は生まれながらにして人なのではなく、なかなか人にはなれないという奴ですな。
で、自分がなりたがっているかというと、そうでもないのが問題の本質っぽい。
話がそれた。