ホーチミン旅行(初日)

ホテルの朝食


ホーチミンベトナムサイゴン)一人旅へフラりと出発〜。
いつもの夏休みはコミケ直前に取って何か準備したりゲーム三昧だったりイベントへ行ったりというパターンが多いんだけど、今年は夏休みの日程が固定されてしまったのでコミケ後に休みが残るということに。
さらにお盆のピークを半週間ずれるおかげで、後半だと比較的リーズナブルなのも助かるということで旅行すべし。
いつも海外旅行は冬とかまだ寒い春先にばかりしてたし(^^;。
こんなにアイドルマスターで時間的にも予算的にも大変になると分かってたら中止したよーな気がするけど、予約は済ませてたのでそんなわけにも(笑)。
で、なぜホーチミンなのかというと、アメリカのサンノゼでは英語スペイン語の次にベトナム語表示があって妙に存在感があったり、いまちょうどNHK語学紀行でベトナム語やってたり、調べてみると中国語と似た声調言語で孤立語なのが興味をひいたりしてたし、そんでもって一度もまだ発展中の国に行ったことがない(半日だけメキシコ覗いたけど)のでそろそろチャレンジしてみよーかなーということと、やはり食べ物がおいしそうな国だとかそんな感じもろもろの複合技。
コミケ期間中2時間くらいの仮眠を何回か取ったくらいで基本的にヘロヘロな状態に、昨日もきちんと準備できなかったのでバタバタしつつ徹夜で成田へ出発〜。


と、思ったらえらい大きな地震が来て、使うはずだったJRの成田空港行き快速遅れてるし…いきなり幸先悪し。
どれくらい遅れてるか不明だけど予定変更、日暮里に出て京成で成田へ。
今回の航空会社は未定っていうプランで申し込んだけど、実際はJALに決まってたので何かと安心楽ちん。
JALも最近はいろいろ評判悪いけどー(^^;。
これ、ベトナム航空とさらにアメリカン航空との3社もの共同運航便なのね。
空港ではチェックインして売店ウロウロして出国、さてさてどの飛行機に乗るんじゃろー見当たらないなーとか思ってたら、その頃になってやっとやってきたし(^^;…案の定搭乗が30分以上遅れ。
また幸先悪いの〜。
近いとも遠いとも言えない5時間半のフライト、機内食1回だけなのね。
出発で待たされたこともあるんだけど、右斜め前のガラと頭の悪い男が周りの友達らしいのに文句ばっかり言ってうるさいのにまいった。
ほかにもはしゃぎすぎだし言ってることバカだし…落ちつけ。
他の人達はそいつに降り回されてみんな迷惑そうに見えるんじゃがこのグループ大丈夫か;_;?
一方左隣席の人は、乗り込むなり眠りこんで、それはいいんだけどわらしの耳元でずーっと大きなイビキをかきつづけるのも勘弁してほしいよ…彼は一度だけ起きてトイレに行った以外、最初から最後までずっとイビキをかいていた…なんの災厄ですか;_;。
こんなに機内で辛い思い初めて…さらに、わらしの右隣が小さい女の子でこの娘まで騒がれたり泣かれたらどうしようかと思ったけど、こっちは妙におとなしく機嫌よく機内食食べてたり、機嫌よく寝てたりで全く問題がなかった…大人よ見習え(^^;。
しかし、JALには起死回生の必殺技が…機内ラジオの子供向けチャンネルで田中理恵おねーさんのDJでアニソンが聴けるという素晴らしいエンタテインメントをやってるのでこれで機嫌を直す(^^;。
聴くのは2年ぶりくらいだけど、ちょっと理恵おねーさんのキャラが落ちついてきたか(^^;。
選曲はばっちりで、マイメロロックマンエグゼふたご姫陰陽大戦記ミルモハム太郎NARUTOあたりを押さえてくれてるのがばっちりすぎじゃよー(^^;。
機内食も日本人にとって非常に食べやすくてさすが腐ってもJAL
そんなこんな5時間半強でホーチミン着。


去年から観光にはビザが不要になってグッと気軽に来られる国になったとはいえ、さすが社会主義国、軍服風の制服な入国審査官はけっこう厳格にやってるんだ…穴が開くほどわらしのパスポートと航空券をにらんでるなー(^^;。
でもほとんど口を開かずほとんどゼスチャーでいろいろ指示される…日本人観光客には英語通じないと最初から諦めてるのか(^^;。
税関でもX線検査と、なかなか本気。
それでも別にやましいことなく入国完了。
大量のホテルやタクシー勧誘の待つ危険な到着ロビーに出る直前にATMでベトナムドンをゲット…おおっ、お札の一部が透明になってる〜珍しい。
もひとつびっくりしたのは、お札の紙がツルツルで、選挙の投票用紙みたいに折り曲げても元に戻る…相当頑丈そうだ(^^;。
さて、今回は初めての国に深夜着というのが不安ということもあって航空券+ホテルのツアープランで申し込んだので、現地係員の人を探す…簡単に見つかったけど、最低なのはさっきのバカ男グループが一緒だったところ;_;。
乗り合いの車内でも変わらずうるさいし…日本語のわかるベトナム人を前にしてなんでそんなベトナムをバカにした発言が平気でできますか…それに狭い車内で勝手にタバコ吸わないでよ!
なんかこのことだけで旅の印象がしょっぱなから最悪に…同じ日本人でごめんなさい…やっぱり楽をしようと思ったのが間違いじゃった。
深夜にタクシーの運ちゃんと対決することになっても一人で頑張ったほうがよっぽどいいねぇ…他人が思い通りでないだけで腹が立ってくるわらしは団体行動がつくづく苦手じゃ。
そのグループが先に降りてから、残ったおねーさんはこちらは興味の一番が免税店やブランド品、ファッションや雑貨を求めてベトナムへ…ホテルサービス重視というこっちがまたどーでもいいと思ってるところに高い価値観のある人で、なんちゅーか、どっちも日本で暮らしてたら全然接近することがないタイプの人種なので、そーいう意味では異文化を見る一環ではあったな(^^;。
で、案外空港から近いホーチミンの中心部へ…あれあれ?もしかしてホーチミン市ってけっこう狭い!?
南ベトナムの首都で、今も経済の中心地で、世界中に越僑を送り出してるベトナム人の本拠地がこんなこじんまりした街なの!?
かなり予想外でびっくり。
台北やパリのような巨大集中都市を勝手にイメージしてたけど、川崎や大宮って感じか(^^;。
建物の高さが低いからさらにずっと田舎っぽいけど。
街並自体はけっこういい雰囲気…ベトナムにヨーロッパとアジアの融合した雰囲気を求めていくとタダのアジアでガッカリするという事前の情報を得てたんだけどそれがさらに間違いで、ホーチミンはそんなことはなくてわらしにはちゃんとヨーロッパとアジアの融合した雰囲気を感じる(笑)。
やっぱり自分の目で見てみるものじゃ(^^;。
街の雰囲気は今まで行った町では台北の南国な感じとパリ…ほど派手じゃないけどヨーロッパな作りがあちこちに顔を出してる。
これは明日街を歩くの楽しみ。
そんなこんなでホテルに到着、チェックイン…ボロっちいけど部屋が広くて快適。
はふ〜TVをつけたらもうベトナムのチャンネルは全部終わってて、やってるのは外国人向けの英語、仏語、中国語、広東語、そしてNHKだけだった(笑)。