うまみ調味料

うまみ調味料のことを化学調味料って言うほうが多いと思うけど…要するに味の素って悪者にされてることって多くて、ラーメンや中華料理に入ってるうまみ調味料味が料理自体の低い評価に繋がる風潮に理不尽なものを感じる。
使ってなくておいしくないよりは、使ってあっておいしければ(健康に明らかに有害であるほどの大量でない限りは)使ってあるほうが料理としての価値は上なのでは?
使いすぎていて他の食材の繊細な風味が損なわれていたり、結果としてマズくなっていたらその評価は下げられるべきだけど、もう少しうまみを足したほうがおいしくなる料理に入れないのであればそれはむしろ手抜きかと。
純粋に味に関する貢献で評価すべき。
「化学」ってところに嫌悪感を感じてるだけなんだろうけど、さとうきびのしぼりかすを発酵させて(確認したわけじゃないけど)うまみ成分であるグルタミン酸ナトリウムを抽出した味の素を化学物質(あいまいな言葉だ…)だというだけで嫌うなら、しょっぱさのために成分を海水から抽出した塩化ナトリウムや、さとうきびからショ糖を抽出した砂糖、油脂分を植物の種子から抽出したサラダ油、米を発酵させた酢酸やエチルアルコールなんかも使わずに料理作れって言うのかねぇ。
塩と砂糖と油と酢と酒禁止…わらしはそんなマズそうなものよりうまいものを食いたい。