台北王道編

マンゴーかき氷


疲れ過ぎると寝つきが悪くなってしまうのか、明け方から少し半起きになった状態を経過しつつ遅起き(^^;。
まずはまいこさんと待ち合わせて合流して、天仁茗茶というお店に連れてってもらった。
お茶屋がやってるお茶をテーマにしたレストランだけどなかなか小奇麗で落ちつく上に、なんか普通にうまい!…日本人が普段の味覚の延長のよーな感じで違和感なく、かつ、違うものであるというような新鮮さ。
鶏肉が肉汁も歯ごたえもよかったし、抹茶オレンジアイスケーキも、冷茶もお茶の香りが強いのに嫌味ないとはさすがじゃのぅ、ええところ。
レストラン部は大満足じゃったがお店部のほうは、面倒で自分で入れることはなかろうと、お茶には全然興味が湧かずに、日本じゃ珍しいようなお茶うけばかりが気になる(^^;。
お茶犬のライセンス品があるし〜(^^;。
店員さんにお茶の試飲を勧められても買わないのは味の問題じゃないしなー(^^;。
さて、西門まで歩いてMRT(地下鉄)に乗りましょうとテクテク…うぉっ…なんか妙に汗が出る!?…もしかしてもう暑いんだ(笑)!
はぅ〜降らず照らずと動きやすい天気なんだけどもうすでに蒸し暑い季節でしたかー…やはりちゃんと南国だ(^^)。
Tシャツ1枚で十分じゃ…が、冷房の効いてるところは寒いからなー(^^;。


まず目標は台北101という101階建て高さ世界一らしいビルを制覇しに行く(^^)。
市政府駅まではMRTで移動…4年の間にICカード式のプリペイドカードが普及しまくったようで、みんなピッと通ってるのぅ(^^;。
切符券売機や地下鉄車両がサンフランシスコのに非常に似てる感じ。
駅からこのへんはすんごいハイソで億ション(日本円で3.5億)クラスのエリアらしい。
そちら方面へ歩いて行くと…はぅっ、この台北101、こりゃほんとに高いわ!
見上げると、底が一回り小さい箱をいっぱい積み重ねたような形がどこまでも重なっていて、天気が悪いこともあって一番上は雲の上、頂上が見えません(笑)。
すげー。
これじゃ展望台に登っても下界は雲にさえぎられて見えないらしいってことでパスすることに(笑)。
そこでそこのハイソショッピングセンターを見物…うはぁ、巨大な吹き抜けにゆったりした作り、わらしでも知ってるよーな超有名ブランドが大量に入ってなんじゃこのバブリーな空間はー(^^;。
高さだけでなく、汐留、晴海、六本木や丸の内にバブリー空間を分散させてる間に東京は追い抜かれてしまったのかと思うと寂し(^^;。
パリのラデファンス地区と雰囲気近い?
で、そのハイソ主義が行きすぎてるのか、詳しい理由がわからんけど、101階もあるのに会社はまだ2フロア分しか入っていないとか…?
で、地下のフードコートこっちはまたええところじゃ…周りの人が食べてるものがみんなおいしそうなことよ〜さっき食べたばかりでなにも食べられないのにー(^^;。
男女を問わず鉄板焼きセット(一人用ランチ)を豪快に食べてる人が多くてパワフル〜。


まだMRTは工事中なエリアなのでバスで、ここからは信義路をまっすぐに移動して永康街へ。
バスもICカードでピッなんや〜よさげじゃのぅ。
永康街では念願のマンゴーかき氷を目指す。
日本人が多く来るお店のようなので、オーソドックスなマンゴーたっぷりのやつ6番かなーとか話してると、店員さんには「ロク?」とか言われる(笑)。
食す…おぉ、思いっきりマンゴーの味がするマンゴーだ〜(笑)!
マンゴーっておいしいわぁ…しかも暑くて疲れ気味なところにひゃっこくて甘いなんて最高じゃのぅ。
期待を裏切らなかった(^^)。
近くに超有名な小龍包のお店もあるけど、あまりいい話を聞かない昨今ではある(^^;。
このへんは学生街だそうで、アニメショップ(主に日本製かその翻訳)もある…NARUTOがけっこうな人気なんじゃのぅ。
ガシャポンやフィギュア系が充実してる…こんなひょいっと営業してるところですらコンプリート済みのセットにして売ってたり、隠蔵(シークレット)含むと表示してたり、アキバ未満、日本の地方都市以上って感じで濃いわー(^^;。
ふらついてると、屋台の葱抓餅というのが妙においしそうじゃ…ボリュームありそうなのにチャレンジ〜近くの公園で座って(疲れてる)パクつくとシンプルなのにトウバンジャン風味もちょうどよくこりゃおいしいわ…小麦粉を使った値段安いモノが妙にうまいんだよなぁ〜…油も多く分量たっぷりなのに気づくとなくなっていた(^^;。
ここからまたバスでまっすぐ北上、忠孝新生へ。


台湾のアキハバラ光華商場は、いま取り壊しの危機にあるとかで入り口でガンガン署名運動をやってる。
もうかなり古くなったガード下なので全体を直す時期らしいんだけど、その間の移転先が保証されてないという。
お店の人達は光華商場が「地球表面上から」消滅してしまって一年半もの空白期間生きていけないと!
まいこさんと話して日本人だと分かっていても書けと言われたから名前書いてしまったけどー(^^;;;。
さて、まずPCパーツショップエリアは…値段の表示を暗算するには面倒すぎる3.5掛けしていちいち日本円で理解するには疲れてしまい、品揃えはアキバみたいなもんだからどうでもいいやとすぐ飽きる(^^;。
ドライブもメディアもまだCD-RのほうがDVD-Rより扱いが多いってのはアキバと違う事情ってところかのぅ。
うれしいところではロックマンエグゼ5の中国語版攻略本が出てたのでひょいと買う(^^;。
次は地下のアニメマンガエリアへ…海賊版は十分淘汰されてるけど、あのアニメもこのアニメも正式版DVDがリージョン3だと安いわ〜…日本の1/3から1/2という感じ。
まぁDVDは見られないので、VCD版で、録り逃してずっと心に残ってた満月をさがしての1話の入ってる1巻と、最近になってハマっちゃったから初期のアニメを見てないロックマンエグゼの1巻、そして「我要做偶像」(アイドルになりたい)というグッドな話が入ってる9巻を思わず買った(^^;。
VCDとか買うつもりがなかったんじゃが、広い棚にいろいろアニメある中、なぜかカレイドスター満月をさがしてロックマンエグゼの順でわらしに訴えかけるように好きな番組に並んで陳列されてしまってては運命じゃろー(^^;。
しかもロックマンエグゼは中国語音声に字幕入りで勉強になること間違いなし…インターネット用語方面の中国語とか(笑)。
なんか勢いついちゃって、コミックショップでも満月をさがして(尋探満月)の最終巻やらぴちぴちピッチ(真珠美人魚)の1巻やら(最終巻はまだの模様)、ロックマンエグゼ(網路英雄洛克人)の1巻やら…そして、もえたんの中国語版をゲット。
もえたん(萌単…そのまま)!?…言語を扱ってる本を翻訳してしまうとはすごすぎるなー(^^;。
英語と中国語の両方の勉強になって異様にオトクだー…たぶん。
はふ…予想外に荷物が増えてしまったので一旦ホテルへ帰還するはめに…まいこさんすんません(汗)。
お茶屋さんでは荷物になるのがイヤってのが理由で欲しいもの買ってなかったよーな気が…(^^;。


夜になったので士林夜市へ〜…移動の道中は街でみかけるある程度読める中国語を声に出してみては直してもらうと、中国語教えてもらいまくり(^^;。
週にわずか30分ずつだけでも4年間ずっと続けてる成果は確実にあって、前に来た時よりは確実に読みが分かる文字と意味のわかる文字が増えてるのがちょとうれしい。
前回はたしか中国語始めて1年弱くらいだったし。
その4年の間に移転した士林夜市の食堂街の目的は、豪大鶏排というフライドチキン屋…早く来たおかげで噂ほどでなかった列は買った後にかなりになってた(^^;。
ぱく…あぁーん、うまっ…他に言うべきことは…食べきれんっ(笑)。
いや、無我の境地で熱々なのをパクついてる間にいつのまにか無くなってたけど(^^;。
塩胡椒の味付けでこういうシンプルな調理でもしっかり分かる台湾風味(と呼んでる香り)、油から来てるんだと思うけど、日本生活が長いまいこさんでも全く分からないという。
これ、初めて台湾来た日本人の最初の一口は誰もが気づいて抵抗あるんじゃないかと思うのに、どの台湾人に聞いてもどの風味のことかわからないって言われてしまうんで、きちんと解明できてないんだよなー(^^;。
飲み物は、薄荷珈琲(みんと様コーヒー)というモノを注文してみる。
ミントとコーヒーを合わせるのは台湾では極めて日常的に行なわれています(嘘情報)。
どれどれ……たしかにミントの香りがするコーヒーだ!、他に言いようがない(笑)。
よく知った味を組み合わせただけでなんと新鮮な風味であることでしょう(^^;。
士林夜市の大混雑を一通り見ながら散歩…あれおいしいのよ〜っと言われても最初の巨大チキン食べた後は何も入る余地がなしで残念…というか、歩くと胃が苦しくなってる状態で(^^;。
見てるぶんには楽しいけど、雑貨や服は買うには到らないのでわりと淡々と見物(^^;。
現在のパチモンはドラえもんおジャ魔女どれみが特に大人気の模様。
次に台北来るときはふしぎ星の☆ふたご姫が流行ってるといいなぁ(笑)。
ぐるっと一周完了、もうとっくに体力の限界まで案内してもらっちゃったまいこさんとはここでお別れ〜。
わらしもかなりキツいのでホテルへ帰り…途中でまた一つの目標だった胡椒餅もゲットして夜食に食べたりはしてるけど(笑)。
焼き肉まん(「焼き」は、肉でなく「肉まん」にかかります)という捕らえ方をしてたんだけど、意外にスパイス効いててビールにも合いそうじゃ。
なんちゅーか、今日食べたものは王道なモノばかり、でもどれも初めてで、いざ攻めてみるとやはり台湾人がうまいってって混んでたり並んだりしてるものはやっぱりしっかりうまいんだーという極めて当たり前の結論に(^^;。
こりが、東京の並んでるよーな店で満足したことのないわらしなんじゃが…並ばされた場合、ハイテンションで疲れをあまり感じなくなってることが重要かなー(^^;。
好吃。